桑名市議会 2022-09-13
令和4年都市経済常任委員会 本文 開催日:2022-09-13
なお、議案第71号 令和4年度桑名市一般会計補正予算(第6号) 所管部門については、複数の所管部門に説明が分かれますので、討論及び採決は、説明が最後となります都市整備部所管部門の質疑終了後に行います。
それでは、ここで決算特別
委員会・都市経済分科会に切り替えますので、暫時休憩いたします。
午前10時02分 休憩
午後2時15分 再開
5:
委員長(
近藤 浩)
それでは、休憩前に引き続き都市経済
委員会を再開いたします。
───────────────────────────────────────
○議案第72号
6:
委員長(
近藤 浩)
これより上下水道部所管部門の審査を行います。
議案第72号 令和4年度桑名市水道事業会計補正予算(第3号)を議題といたします。
当局の説明をお願いします。
7:
上下水道部長(
栗原繁憲)
上下水道部、栗原です。
議案第72号 令和4年度桑名市水道事業会計補正予算(第3号)につきましては、
企画総務課長より御説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。
8:
企画総務課長(満仲 弘)
企画総務課、満仲でございます。
それでは、議案第72号 令和4年度桑名市水道事業会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。
それでは、議案第72号の1ページを御覧ください。
第2条、業務の予定量でございますが、当初予算第2条で定めた業務の予定量、水道拡張費を14万5,000円増の9,102万8,000円に改めるものでございます。
次に、第3条、資本的収入及び支出でございますが、支出の部、第1款、資本的支出を14万5,000円増額し、17億2,812万9,000円に補正するものでございます。内訳といたしましては、1行下の第1項、建設改良費を14万5,000円増額し、13億344万4,000円にするものでございます。
実施計画明細にて説明させていただきますので、7ページを御覧ください。
内訳説明にございますように、桑名市水道管路更新事業者選定
委員会及び桑名市上野浄水場更新整備事業者選定
委員会
委員の報酬及び旅費でございます。
お戻りいただきまして、1ページにお戻りいただきまして、第4条でございます。
第4条、議会の議決を経なければ流用することのできない経費でございますが、当初予算第9条に定めた職員給与費を、今回補正する
委員報酬分12万円を加算し、2億1,901万6,000円とするものでございます。
以上、議案第72号 令和4年度桑名市水道事業会計補正予算(第3号)でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
9:
委員長(
近藤 浩)
ありがとうございました。
以上で説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。
質疑はございませんか。
10:
委員(
伊藤惠一)
これ、プロポーザルの関係だと思うんですが、ほかの議案も全部一緒なんですけれども、上下水道、これどっちか、水道ですよね。水道の職員の皆様、優秀な方がそろってみえると思うんですけれども、どうしてプロポーザルにしなきゃいけないんですか。自前でできないんですか。この間勉強会で質問を出したんですけれども、答えが返ってきていないんですけど、空欄になっているんですけれども、私は本当、自前でされたらいいと思うんですけれども、そういう提案者の意向があるからということでいえば、それで終わってしまうんですけれども、優秀な方がいらっしゃると思うんですけど、この費用は要らないんじゃないかなと思っていますけど、どうですか。
11:
委員長(
近藤 浩)
説明をお願いします。
12:
水道課長兼
水道技術管理者(城田 一)
これから実施方針案、実施方針等をいろいろつくらせていただいて、やっていきたいと思っております。その点については、やはり水道として、そういう形でするのが初めてですので、なかなか円滑に進まないことを想定して、一応業者のほうと契約させていただいております。以上でございます。
13:
委員(
伊藤惠一)
どこが難しいんですか。
14:
上下水道部長(
栗原繁憲)
伊藤
委員の御質問にお答えさせていただきます。
今、職員で、当然更新事業等、管理をやっておるんですけれども、管路の老朽化に伴う更新事業等、職員でも進めております。ただ、なかなか目標の数字まで追いつかないところについて、効率的かつ経済的に発注していきたいという考え方から、民間の活力を活用しながら更新を進めていきたいと考えておりますので、御理解賜りますようよろしくお願いします。
15:
委員(
伊藤惠一)
初めてというようなことでしたけれども、これまでは自前でやってみえたと思うんですけれども、やっぱり職員力が、技術者も含めて、能力が下がってきておるということなんですか。そんなことはないと思うんですけど。
16:
上下水道部長(
栗原繁憲)
職員も一生懸命やっておるんですけれども、やはり高度経済成長期に進めた管路の老朽化とか、そちらのほうがどうしても一気に来るものですから、そういうタイミングも含めまして、今回こういうふうな形で発注していきたいというふうに考えておりますので、御理解賜りますようよろしくお願いします。
17:
委員(
伊藤惠一)
設計施工一括というようなことでよろしいですか。
18:
上下水道部長(
栗原繁憲)
設計施工一括で一応考えておりますので、よろしくお願いします。
19:
委員長(
近藤 浩)
ほかに質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
次に、議案に対する討論に入ります。
討論はございませんか。
20:
委員(
伊藤惠一)
前から言っているように、プロポーザル反対です。これまで理由は言ってきましたし、また改めて本会議で言うか、ちょっと分かりませんけれども、簡潔に言えばそういう理由です。
21:
委員長(
近藤 浩)
ほかに討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
ないようですので、以上で討論を終結いたします。
これより採決いたします。
議案第72号 令和4年度桑名市水道事業会計補正予算(第3号)について、原案のとおり可決することに賛成の方の挙手をお願いいたします。
(賛成者挙手)
ありがとうございます。
挙手多数と認め、原案のとおり可決することに決しました。
───────────────────────────────────────
○議案第78号
22:
委員長(
近藤 浩)
次に、議案第78号 桑名市
委員会の
委員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
当局の説明をお願いいたします。
23:
上下水道部長(
栗原繁憲)
上下水道部、栗原です。
議案第78号 桑名市
委員会の
委員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正につきましては、
水道課長より御説明させていただきますので、よろしくお願いします。
24:
水道課長兼
水道技術管理者(城田 一)
水道課の城田でございます。よろしくお願いいたします。
議案第78号 桑名市
委員会の
委員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について御説明申し上げます。
条15ページを御覧ください。
桑名市
委員会の
委員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正につきましては、上野浄水場更新整備事業の事業者選定
委員会及び水道管路更新事業者選定
委員会の設置に伴い、所要の改正を行うものでございます。
関係条文対照表を用いて御説明いたしますので、条17ページを御覧ください。
改正前の別表、第2条関係、水道水源保護審議会
委員の下に上野浄水場更新整備事業者選定
委員会
委員、日額1万円及び水道管路更新事業者選定
委員会
委員、日額1万円を追加するものでございます。よろしく御審議賜りますようよろしくお願いいたします。
25:
委員長(
近藤 浩)
ありがとうございました。
以上で説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。
質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
質疑なしと認め、以上で質疑を終結いたします。
次に、議案に対する討論に入ります。
討論はございませんか。
26:
委員(
伊藤惠一)
72号と同じ理由で反対です。
27:
委員長(
近藤 浩)
ほかに討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
ないようですので、以上で討論を終結いたします。
これより採決いたします。
議案第78号 桑名市
委員会の
委員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について、原案のとおり可決することに賛成の方の挙手をお願いいたします。
(賛成者挙手)
ありがとうございます。
挙手多数と認め、原案のとおり可決することに決しました。
───────────────────────────────────────
○議案第80号
28:
委員長(
近藤 浩)
次に、議案第80号 桑名市水道管路更新事業者選定
委員会条例の制定についてを議題といたします。当局の説明をお願いいたします。
29:
上下水道部長(
栗原繁憲)
上下水道部、栗原です。
議案第80号 桑名市水道管路更新事業者選定
委員会条例の制定につきましても、
水道課長より御説明させていただきますので、よろしくお願いします。
30:
水道課長兼
水道技術管理者(城田 一)
水道課の城田でございます。
議案第80号 桑名市水道管路更新事業者選定
委員会条例の制定について御説明申し上げます。
条53ページを御覧ください。
桑名市水道管路更新事業者選定
委員会条例の制定につきましては、基幹管路整備事業及び管路耐震整備事業の実施に当たり、民間の力を活用することを目的に、最も適した事業者を公募型プロポーザル方式により選定することから、桑名市水道管路更新事業者選定
委員会を設置するに当たり、条例を制定するものでございます。
第1条では
委員会の設置を、第2条ではプロポーザル方式の定義を、第3条では
委員会が所掌する事務を規定しております。第4条では市長が委嘱する4人以内の
委員で構成することを規定しております。第5条から第8条におきましては、
委員の任期、
委員長の選定等、会議の招集、議決について、関係者から意見聴取に関することを規定しております。第9条、第10条では
委員の責務並びに守秘義務を規定しており、第11条では、
委員会の庶務は上下水道部水道課で処理することを規定しております。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
31:
委員長(
近藤 浩)
ありがとうございました。
以上で説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。
質疑はございませんか。
32:
委員(
伊藤惠一)
先ほどと一緒になってくるんですけれども、プロポーザルということであるんですけれども、考え方として、プロポーザルをしていくと、どんどん蓄積というか、なくなってきますよね。そうじゃなくて、やっぱり自前、100%というわけにはいかないんですけれども、根幹の部分はやはりリードしていく、公共がリードしていく、公務員がリードしていく体制を構築していくということを考えないと、本当に事務の関連、事務の方が悪いというんじゃないんですよ、事務の方ばっかりになっちゃって、本当に蓄積がなくなって、技術者がいないと、例えば丸投げというのは、ごみでもそうですよね。図書館でもそうですよね。そういうふうになっちゃって、やはり蓄積というのがなくなっていくと将来危うい、桑名市が危うくなっていくので、そういう考え方というのはやっぱりきちっと申し上げるべき方に申し上げていかないといけないんじゃないかと思うんですけれども、プロポーザル、はやりですけど、考え方はどうですか。
33:
水道課長兼
水道技術管理者(城田 一)
水道課の城田でございます。
今まで水道管施工を職員でやってきた部分も残しつつ、プラスアルファとして、管路の更新を設計、施工で行っていきたいと考えておりますので、技術の継承はこれからも続けていくと考えております。以上です。
34:
委員長(
近藤 浩)
伊藤
委員、よろしいですか。
ほかに質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
次に、議案に対する討論に入ります。
討論はありませんか。
35:
委員(
伊藤惠一)
プロポーザル反対です。前も言いましたけれども、近隣の市町村でプロポーザルはやっていないところなんですけれども、やっぱり設計したところが入札してもなかなか落ちないというふうに、やっぱり一括だとどうしても余分な税金が、費用がかかってくる。そんなに、プロポーザルは非常に甘いなというふうに言われておりまして、だから、一括方式というのはよくないなと、市民のためにならないというふうに聞いてきておりますので、反対します。
36:
委員長(
近藤 浩)
ほかに討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
ないようですので、以上で討論を終結いたします。
これより採決いたします。
議案第80号 桑名市水道管路更新事業者選定
委員会条例の制定について、原案のとおり可決することに賛成の方の挙手をお願いいたします。
(賛成者挙手)
ありがとうございます。
挙手多数と認め、原案のとおり可決することに決しました。
───────────────────────────────────────
○議案第81号
37:
委員長(
近藤 浩)
次に、議案第81号 桑名市上野浄水場更新整備事業者選定
委員会条例の制定についてを議題といたします。当局の説明をお願いいたします。
38:
上下水道部長(
栗原繁憲)
上下水道部、栗原です。
桑名市上野浄水場更新整備事業者選定
委員会条例の制定につきましても、
水道課長から説明させていただきますので、よろしくお願いします。
39:
水道課長兼
水道技術管理者(城田 一)
水道課の城田でございます。
それでは、議案第81号 桑名市上野浄水場更新整備事業者選定
委員会条例の制定について御説明申し上げます。
条57ページを御覧ください。
桑名市上野浄水場更新整備事業者選定
委員会条例の制定につきましては、桑名市上野浄水場更新整備事業の実施に当たり、民間の力を活用することを目的に、最も適した事業者を公募型プロポーザル方式により選定することから、桑名市上野浄水場更新整備事業者選定
委員会を設置するための条例を制定をするものでございます。
この条例につきましては、全部で11条から成っており、第1条では
委員会の設置を、第2条ではプロポーザル方式の定義を、第3条では
委員会が所掌する事務を規定しております。第4条では市長が委嘱する4人以内の
委員で構成することを規定しております。第5条から第8条におきましては、
委員の任期、
委員長の選定等、会議の招集と議決について、関係者からの意見聴取に関することを規定しております。第9条、第10条では
委員の責務並びに守秘義務を規定しております。第11条では、
委員会の庶務は上下水道部水道課で処理することを規定しております。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
40:
委員長(
近藤 浩)
ありがとうございました。
以上で説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。
質疑はございませんか。
41:
委員(
伊藤惠一)
先ほど、前の議案80号ですか、プロポーザルでも蓄積オーケーと言われたんですけれども、職員の、それからプラスアルファというような御
発言もあったわけですよね。なら、別に設計、施工を一括にしなくて、ばらばらにして、プラスアルファしていただければ別に何も問題ないと思うんですけれども、どうですか。
42:
水道課長兼
水道技術管理者(城田 一)
上野浄水場更新事業につきましては、設計、施工で考えておりますが、その前段として、契約した事業者と条件等、施設の管理等に関することをお話しさせていただいて、協議させていただくということで、技術の継承につなげていきたいと考えております。御理解賜りますよう、よろしくお願いします。
43:
委員長(
近藤 浩)
伊藤
委員、よろしいでしょうか。よろしいですか。
ほかに質疑は。
44:
委員(松田正美)
松田です。
今は、更新の方法論というか、そういうところにばっかり議論がいっているんですけれども、そもそも論で、浄水場が更新することによって何がどういうふうになるのかというところは、私、ちょっとまだ腑に落ちていない、そこをちょっと教えていただけませんか。現状の組織が古くなったということはよく分かるんですけど、そこをなぜ今、多分老朽化ですよね。ただ単に、老朽化で今の容量とか水質とか、そのままちゃんとやっぱり担保できるとか、あるいはアップするとか、そういったことがもしあるのなら、またちょっと聞きたいんですけど、これに絡めて、よろしくお願いします。
45:
水道課長兼
水道技術管理者(城田 一)
今、上野浄水場は緩速ろ過、砂ろ過をしておりまして、夏場、水の需要期に藻が大量に発生することが多々あります。そうすると、ろ過水の量が減ります。プラスアルファ、そうすると、県水を多用して使うということがございますので、それを鑑みまして、夏でも安定的に一定水量ろ過できるような形で考えております。そうすると、県水のほうも減って、自己水の最大限の活力につながると思っております。御理解賜りますようよろしくお願いします。
46:
委員長(
近藤 浩)
よろしいですか。
ほかに質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
次に、議案に対する討論に入ります。
討論はございませんか。
47:
委員(
伊藤惠一)
先ほど72号、それから80号で申し上げた理由と同じで反対です。
48:
委員長(
近藤 浩)
ほかに討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
ないようですので、以上で討論を終結いたします。
これより採決いたします。
議案第81号 桑名市上野浄水場更新整備事業者選定
委員会条例の制定について、原案のとおり可決することに賛成の方の挙手をお願いいたします。
(賛成者挙手)
ありがとうございます。
挙手多数と認め、原案のとおり可決することに決しました。
以上で上下水道部所管部門における付託議案の審査は終了いたしました。
ここで暫時休憩いたします。
午後2時37分 休憩
午後2時51分 再開
49:
委員長(
近藤 浩)
休憩前に引き続き都市経済
委員会を再開いたします。
───────────────────────────────────────
○議案第71号
50:
委員長(
近藤 浩)
これより産業振興部所管部門の審査を行います。
議案第71号 令和4年度桑名市一般会計補正予算(第6号) 所管部門を議題といたします。
当局の説明をお願いいたします。
51: 産業振興部長(松岡孝幸)
産業振興部長、松岡でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
先ほどの上下水道部に引き続きまして、産業振興部所管事項の御審議、よろしくお願い申し上げます。
それでは、ただいま議題となりました議案第71号 令和4年度桑名市一般会計補正予算(第6号)のうち産業振興部が所管する部分につきまして、商工課長から説明いたします。どうぞよろしくお願いいたします。
52: 商工課長(谷口 伸)
商工課、谷口でございます。よろしくお願いいたします。
それでは、産業振興部が所管いたします事項について、私から一括して御説明申し上げます。
なお、御質問に対しましては、各所管から答弁いたしますので、あらかじめ御了承いただきますようお願い申し上げます。
では、議案第71号、ページ数でいいますと20ページ、21ページをお願いいたします。令和4年度桑名市一般会計補正予算(第6号)、20ページ、21ページをお願いいたします。
上から二つ目、款6.農林水産業費でございます。項1.農林水産業費、目3.農林水産業振興費、説明欄、農業振興費の国産小麦産地生産性向上事業費につきましては、外国産小麦から国産小麦への切替えを推進するため、生産性の向上に必要な営農技術及び機械の導入を支援し、生産拡大を推し進めることにより、国産小麦の安定的な供給体制の構築を図るものでございます。財源は全額国の補助事業、国産小麦産地生産性向上事業補助金でございます。
続きまして、款7.商工費、項1.商工費、目2.商工業振興費、説明欄、人口減少対策事業費の従業員居住実態調査費につきましては、人口減少に対して緊急的に講じる対策、「桑名市人口減少対策パッケージ“14万”リバウンドプラン」に関連する予算でございます。
内容としましては、立地企業における従業員の居住地を調査し、同時に、企業の行政支援内容のニーズ把握、流入人口増加対策に関する意見徴収等の調査を委託するものでございます。この調査から得られる結果を分析することで、人口減少対策につながる効果的な企業誘致施策の立案を図りたいと考えております。
以上が、産業振興部の所管する一般会計補正予算(第6号)の説明でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
53:
委員長(
近藤 浩)
ありがとうございました。
以上で説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。
質疑はございませんか。
54:
委員(佐藤 肇)
ごめんなさい。佐藤ですけれども、農業振興費の国産小麦産地生産性向上事業費1,400万円ですけれども、これって、小麦というのは今現在どのくらい作っておって、これをやることによってどのくらい増えるの。
それと、もう1点、パンの生地には桑名の小麦というか、国産はあまり合わないのと違うか。何に使うのか知らないけれども、麺類か。
55:
委員長(
近藤 浩)
説明をお願いします。
56: 産業振興部次長兼農林水産課長(黒川浄明)
農林水産課、黒川でございます。
小麦の量なんですけれども、ちょっとそこは把握ができていないものですから、ちょっと申し訳ないんですけれども。
57:
委員(佐藤 肇)
この1,400万円は何に使うの。
58: 産業振興部次長兼農林水産課長(黒川浄明)
これは、国内の小麦の生産を増やすために、まず一つは土壌改良の導入、土壌改良材の導入というのが一つあります。これをすることによって、その土壌の酸度って、酸性、アルカリ性の酸度ですけど、酸度の矯正資材ですとか、有機資材というのを使用することによって、土づくりが、いい土ができるということによって小麦の実りがよくなるというのが1点です。
それと、機械の導入というのがありまして、今回、二つの経営体の方から申請をしていただいておるんですけれども、それぞれコンバインを1台ずつ導入したいということで申請をしていただいています。
それと、もう一つは、生産拡大という目的がありまして、先ほど言いました土壌の改良と機械を導入することによって、作付の面積を増やすということに対して助成をするというものであります。
それと、
委員が今言われました小麦なんですけど、パンとか麺類でも、うどんとか、そういったものには活用されますが、例えばスパゲティというのは、それはまたちょっとデュラムセモリナという言葉があるかと思うんですけど、それはイタリアのほうとかの小麦を使わないとスパゲティなんかの麺には合わないというふうに言われておりますので、パンですとか、もう一つ、うどんであるとか、そういったものには小麦というのが、日本の小麦が使われるということでございます。
59:
委員(佐藤 肇)
土壌改良をしたと言ったけれども、どのぐらいの面積を予定しているの。多分、米作か野菜か、今何をやってみえるか知りませんけれども、それを小麦に適した土壌改良ということは、何ヘクタール、面積。
60: 産業振興部次長兼農林水産課長(黒川浄明)
二つの経営体で、トータルで15ヘクタールでございます。
61:
委員長(
近藤 浩)
ほかに質疑はございませんか。
62:
委員(佐藤 肇)
ちなみに、コンバイン2台、2業者だから1台、1台ということでしょうけれども、コンバインって今、小麦専用ってあるのかないのか、よく私、不勉強で分からないけど、幾らぐらいするの、1台。
63: 産業振興部次長兼農林水産課長(黒川浄明)
大体金額でいうと1,500万円ぐらい、1台で1,500万円ぐらいするんですわ。今回補助するのは、それの2分の1になります。
64:
委員(佐藤 肇)
そうすると、土壌改良費、入っておらへんやないか、これ。
65: 産業振興部次長兼農林水産課長(黒川浄明)
すみません、土壌改良費としましては、15ヘクタールなんですけど、10アール当たり3,000円と少額でして、45万円だけ。
66:
委員(佐藤 肇)
分かりました。
67:
委員長(
近藤 浩)
ほかにございませんか。
68:
委員(仮屋武人)
仮屋です。
今の小麦のやつの質問にかぶせるんですけど、これって毎年されているんですか、国がと言っていましたけど。
69: 産業振興部次長兼農林水産課長(黒川浄明)
今回、これは国のほうが今の国際情勢を受けまして、海外からの小麦が非常に入ってこないということで、今回上げてもらっておるということです。
70:
委員(仮屋武人)
分かりました。
71:
委員長(
近藤 浩)
ほかにございませんか。
72:
委員(
伊藤惠一)
土壌改良材の正式名を教えてください。
73: 産業振興部次長兼農林水産課長(黒川浄明)
すみません、ちょっと土壌改良材については、恐らく幾つかの種類があると思われますので、ちょっと今これという。また調べまして。
74:
委員長(
近藤 浩)
分かりました。
ほかによろしいでしょうか。
75:
委員(辻内裕也)
辻内です。
国産小麦産地生産性向上事業費について、もう一回改めて伺いたいんですけれども、一言で、そもそもこの事業の目的は何でしょうか。今、日本の周辺環境が非常に厳しい中で、国内でどれだけ食料を確保していくのかということは大きなテーマだと思います。この地域でも、しっかりとこうしたものを生産していこうということがこの事業の目的だと思います。
そういった意味では、今、この地域の中でどれだけ小麦が作られているのかということは、やっぱり確認がされてあるべきだし、それを基に、そこからどれだけ生産性を、このビジョンによって生産を増やすんだという目標があって、この事業だと思いますけれども、この事業の目的が何で、今この域内でどれだけ小麦が生産されているかどうかというのを本当に確認できていないのか、もう一回答弁願います。
76: 産業振興部次長兼農林水産課長(黒川浄明)
この事業の目的としましては、国際情勢の今のロシアとかウクライナの国際情勢、それから、北米産の不作というふうなことがあって、そこで小麦等の供給というのが、懸念が非常に高まっておると、そういう国際的な動きがありますと、そういう中で、今、外国産の原料から国産のほうに見直すというふうな機運が高まっているというところでございます。
この事業をまず活用して、外国産の小麦から国産の麦への切替えを推進して、生産性の向上に必要な営農技術ですとか機械の導入を支援することによって生産体制というのを強化して、国産麦の安定的な供給体制の構築を図るということを目的としておるというところでございます。
作物のどれぐらいのというところなんですけれども、今回は二つの経営体のほうから、土壌の改良材の導入というので15ヘクタールの申請をいただいて、生産拡大としては5ヘクタール拡大されるというふうなところでの申請をいただいておるところなんですけれども、ちょっと
委員のおっしゃっていただいたような全体的な総数というか、その辺につきましては、ちょっと申し訳ございません、把握ができておりませんので、申し訳ございません。
77:
委員(辻内裕也)
ありがとうございました。
いや、この域内でしっかりと生産を増やしていくんだというところが確認できたらそれでいいと思うんですけれども、そもそも基本的なことをもう一回確認しますけれども、小麦の食料自給率って多分今、18%か17%ぐらいですけれども、これ、やっぱり外国産の小麦と比べて価格競争で勝てないというところで、恐らくこの食料自給率になっていると思います。この数字になっていると思うんですけれども、今回のこの事業で、やはり外国産の小麦との価格の競争になったときに、この事業が実施されることによって、この問題というのはクリアされるのか、だから、この単発の事業で終わっては駄目だと思って、やっぱりこの事業が持続的に続いていくためには、そもそも日本の小麦が外国産の小麦に勝てるようにしないと、やっぱりなかなか生産って増えていかないと思うんですけれども、その部分はどうでしょうか。
78: 産業振興部次長兼農林水産課長(黒川浄明)
今回のこの事業の目的としまして、営農技術の向上というふうなところも含まれておりますので、全国的に、各地で営農技術というのが上昇することによって、日本でもよりよい小麦というのがたくさん取れるようにしていこうというのが国のスタンスであるというふうに認識しています。以上です。
79:
委員長(
近藤 浩)
辻内
委員、よろしいですか。
80:
委員(辻内裕也)
いいです。
81:
委員(佐藤 肇)
今思い出したんやけど、これ、やられるという二つの業者は二毛作をやっていくのか、それとも小麦は小麦で、今、米作はどうなっておるの。
82: 産業振興部次長兼農林水産課長(黒川浄明)
こちらにつきましては、水稲のほう、稲のほうもされるということで、二毛作ということでございます。
83:
委員(佐藤 肇)
やっていけるのかな。
84:
委員長(
近藤 浩)
ほかによろしいですか。
85:
委員(辻内裕也)
ちょっと細かいことなんですけど、土壌改良が必要だということだったじゃないですか。僕なんて農業の全く知識がない人間から見ると、これだけ休耕田が増えている中で、米を作ることによって、米を作ることに非常に生産性がないというなら、単純にもう休耕田は全部麦に変えやええのと違うかなという、めちゃ簡単な考え方なんですけれども、そういう単純なものでもないということですか。土壌改良をすれば、農家の方が望めば、そこは全部麦を作れるようになるということですか。そういうことでもないか。
86: 産業振興部次長兼農林水産課長(黒川浄明)
農家の方が何を作られるかというところは、御本人の思い入れというところもあるかと思いますもんで、なかなか小麦に切り替えたほうがいいといって、すぐに変わられるかどうか……。
87:
委員(辻内裕也)
本人が望まれれば、休耕田というのは全部小麦の生産に使えるということではないんですね。
88: 産業振興部次長兼農林水産課長(黒川浄明)
極端な話、麦のほうをしたいという方がどんどん現れてくれば、休耕田をそういう活用するということはあり得るかというふうに思います。
89:
委員長(
近藤 浩)
よろしいですか。
90:
委員(松田正美)
松田です。
小麦と稲作というのは、米は水田、水が必要なんだよ。小麦は水が原則的に要らんのです。周りの水切りをずっとして、その作業が一つの土壌改良だから、結構小麦と、ちょっとごめんなさいね、議論がかみ合っていないので、あえて、そこがあれなんですよ。小麦は水、基本的には必要ない、ほとんど必要ない、全く要らんと言ったらうそになるけれど、小麦を作っておるところは、田んぼの周りを全部水切りします。ダーッと水がたまらないようにね、そこが違う。その補助になるのが土壌改良材だと思いますので。
いいです。回答は要らない。
91:
委員長(
近藤 浩)
ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
なお、本議案の討論及び採決は、冒頭に御案内したとおり、都市整備部所管部門の質疑終了後に行いますので、よろしくお願いいたします。
以上で、産業振興部所管部門における付託議案の審査は終了いたしました。
ここで暫時休憩いたします。
午後3時08分 休憩
午後3時12分 再開
92:
委員長(
近藤 浩)
それでは、休憩前に引き続き都市経済
委員会を再開いたします。
───────────────────────────────────────
○議案第71号
93:
委員長(
近藤 浩)
これより都市整備部所管部門の審査を行います。
議案第71号 令和4年度桑名市一般会計補正予算(第6号) 所管部門を議題といたします。当局の説明をお願いします。
94: 都市整備部長(西尾英哲)
都市整備部長の西尾でございます。
引き続き、都市整備部所管部門の審査をよろしくお願いします。
付託されました各議案につきまして御説明させていただきます。
まず、議案第71号 令和4年度桑名市一般会計補正予算(第6号)につきまして、一括して都市管理課長から御説明をさせていただきます。よろしくお願いします。
95: 都市整備部次長(調整担当)兼都市管理課長(山下範昭)
都市管理課長の山下です。よろしくお願いいたします。
それでは、議案第71号 令和4年度桑名市一般会計補正予算(第6号)のうち都市整備部が所管いたします事項につきまして、私からまとめて御説明申し上げます。
それでは、お手元の議案目録の議案第71号を御覧ください。令和4年度桑名市一般会計補正予算(第6号)の5ページをお願いいたします。
第2表、債務負担行為補正、1、追加、表の一番上の公園施設管理運営費です。期間は令和4年度から令和5年度までの2か年です。限度額は8,810万円です。これは、九華公園ほか7公園の令和5年度に係る施設管理運営について、4月当初から業務を執行していただくため、令和4年度中に業者の選定及び契約を締結する必要がありますことから、2か年の債務負担行為を設定するものです。債務負担行為補正の説明は以上のとおりです。
次に、1枚めくっていただきまして、6ページをお願いします。
第3表、地方債補正の1、変更についてでございます。表の一番左側の起債の目的の欄、合併特例事業について御説明をさせていただきます。
この9月補正の歳出予算で提出しております、道路防災対策事業費で行う市道上之輪嘉例川線の道路整備工事に対する財源として、起債額8,260万円を充てるため、合併特例事業の限度額を補正前の1,040万円から補正後の9,300万円に変更するものでございます。地方債補正の説明は以上のとおりです。
次に、歳出のうち所管する項目につきまして御説明をさせていただきます。
議案第71号の20、21ページを御覧ください。20、21ページです。
款8.土木費、項1.土木管理費、目1.土木総務費、説明欄、国土強靱化推進事業費の避難路沿道建築物耐震支援事業費573万3,000円につきましては、三重県地域防災計画に定める第1次緊急輸送道路に対し、地震によって倒壊することにより道路を閉鎖するおそれのある沿道建築物で、耐震診断が義務づけられる建築物の耐震診断に要する費用に対し補助を実施し、耐震化を促進することで円滑な避難が困難になることを防止するものです。財源は、国庫支出金286万6,000円と県支出金143万3,000円でございます。
続きまして、項2.道路橋りょう費、目2.道路維持費、説明欄、道路施設管理費の600万円につきましては、市民の通行の安全を確保するため、市道沿いの樹木剪定や除草等を実施する費用でございます。
次に、説明欄、道路施設維持補修費579万2,000円は、今年7月の豪雨で市道側溝に土砂が流入したことによる土砂撤去や、破損した側溝の修繕等の費用、また、今年6月に発生した道路側溝用グレーチングの盗難により、現場の安全確保を早急に図る必要があり、同等のグレーチングを購入し、設置するための費用でございます。財源は一般財源でございます。
1枚めくっていただきまして、22、23ページをお願いいたします。
目3.道路新設改良費、説明欄、道路新設改良事業費の道路防災対策事業費8,700万円につきましては、市道上之輪嘉例川線について、大型車の交通量の増加により路面損傷が進行し、通行に支障が生じているため、災害の予防保全の観点から早期対策を講じるものです。財源は地方債8,260万円でございます。
続きまして、項4.都市計画費、目3.公園費、説明欄、公園施設管理費の一般管理費200万円につきましては、市民が安全に利用していただくための公園の樹木剪定や除草等を実施する費用でございます。財源は一般財源でございます。
目4.土地区画整理事業費、説明欄、施設管理運営費の桑名駅北駐輪場施設管理運営費22万3,000円につきましては、桑名駅北自転車駐車場の利便性向上への寄附金を活用し、同施設に設置する自転車空気入れを購入するものです。財源は、寄附金を6月補正で公共施設整備基金に積立てしているため、その基金の繰入金でございます。
2枚めくっていただきまして、26、27ページをお願いします。
一番下の款14.災害復旧費、項1.公共土木施設災害復旧費、目2.道路橋りょう施設災害復旧費、説明覧、道路施設1,250万円につきましては、今年7月の豪雨に起因して、沢地川と並走する市道沢地川線の路肩法面が洗掘及び崩壊したこと、また、市道古道ゴルフ場線の法面の土砂が流出した災害について、被害が拡大する危険性が高いことから、災害復旧を行う費用でございます。財源は一般財源でございます。
議案第71号 令和4年度桑名市一般会計補正予算(第6号)につきましては以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
96:
委員長(
近藤 浩)
ありがとうございました。
以上で説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。
質疑はございませんか。
97:
委員(
伊藤惠一)
ちょっと聞き損なったと思うんですが、23ページですが、23ページの上のほうで、市道天王平1号線、これはここの管轄じゃなかったですか、どこですか。
98: 都市整備部次長(調整担当)兼都市管理課長(山下範昭)
こちら、小・中一貫の関係で、教育のほうで上げていると思いますので、よろしくお願いします。
99:
委員長(
近藤 浩)
ほかにございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
以上で、議案第71号 令和4年度桑名市一般会計補正予算(第6号) 所管部門に関する質疑が全て終了しましたので、討論に入る前に産業振興部長に入室をしていただきます。
(産業振興部長入室)
それでは、議案に対する討論に入ります。
討論はございませんか。よろしいでしょうか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
討論なしと認め、討論を終結いたします。
これより採決いたします。
議案第71号 令和4年度桑名市一般会計補正予算(第6号) 所管部門について、原案のとおり可決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
ありがとうございます。
御異議なしと認めます。
よって、原案のとおり可決することと決しました。
ここで産業振興部長には退室をしていただきます。
(産業振興部長退室)
───────────────────────────────────────
○議案第79号
100:
委員長(
近藤 浩)
次に、議案第79号 桑名市建築開発関係手数料条例の一部改正についてを議題といたします。
当局の説明をお願いします。
101: 都市整備課建築審査室長兼建築監視員(川畑真砂樹)
建築審査室長の川畑です。どうぞよろしくお願いいたします。
議案第79号 桑名市建築開発関係手数料条例の一部改正について御説明させていただきます。
議案第79号の条19ページをお願いいたします。条19ページでございます。
本条例の一部改正は、少し飛びますが、条27ページをお願いいたします。条27ページの改正のあらましにございますとおり、長期優良住宅の普及の促進に関する法律、以下、長期優良住宅法と略して御説明をさせていただきますが、長期優良住宅法と建築基準法の改正に伴い、所要の改正を行うものでございます。
改正の内容につきまして御説明させていただきます。
その下の関係条文対照表を御覧ください。
初めに、別表第1、建築基準法関係の手数料についてでございますが、建築基準法の一部改正に伴い、引用条項の項ずれが生じましたことから当該部分を改めております。
48の部の建築基準法第85条第5項を第85条第6項に改めています。同様に、49の部の第85条第6項を第85条第7項に、61の部の第87条の3第5項を第87条の3第6項に改めています。
1枚めくっていただきまして、条28ページをお願いいたします。
62の部も同様に、第87条の3第6項を第87条の3第7項に改めております。いずれも手数料の額に変更はございません。
次に、別表第2、長期優良住宅の普及の促進に関する法律関係の手数料についてですが、長期優良住宅法では、長期にわたり良好な状態で使用するための措置が講じられた優良な住宅を長期優良住宅として認定する制度があり、認定を受けた住宅は、税制上の優遇措置や融資金利の引下げ等の措置を受けることができます。今までの制度では、新築や増改築など建築行為を伴う場合にのみ認定申請ができることとなっておりましたが、法改正によりまして、建築行為を伴わない既存の住宅においても認定申請ができることとなりますことから、当該認定申請手数料を定めるとともに所要の改正をいたしております。
具体的な改正箇所でございますが、少しページが戻りますが、条19ページをお願いいたします。条19ページでございます。
1の部の中段辺り、イの項になりますが、最後の部分を、「住宅を増築し、若しくは改築しようとする場合又は建築行為を伴わない場合」に改め、建築行為を伴わない既存住宅の認定申請手数料を増改築の認定申請手数料と同額に定めております。
条20ページをお願いいたします。
次に、中段辺り、エの項でございますが、エの項につきましても、イの項と同様に表現を改め、建築行為を伴わない場合の手数料を定めております。
その他、法改正に合わせ、各所、文言等の整備等を行っています。いずれも申請手数料の額に変更はございません。
以下、2の部から5の部につきましても、同様に所要の改正をいたしております。
議案第79号につきましては、以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
102:
委員長(
近藤 浩)
ありがとうございました。
以上で説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。
質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
質疑なしと認め、以上で質疑を終結いたします。
次に、議案に対する討論に入ります。討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
討論なしと認め、討論を終結いたします。
これより採決をいたします。
議案第79号 桑名市建築開発関係手数料条例の一部改正について、原案のとおり可決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認めます。
よって、原案のとおり可決することに決しました。
───────────────────────────────────────
○議案第84号
103:
委員長(
近藤 浩)
次に、議案第84号 市道の認定についてを議題といたします。
当局の説明をお願いいたします。
104: 土木課用地監理室長(小森美紀)
用地監理室長の小森でございます。どうかよろしくお願いいたします。
それでは、議案第84号 市道の認定について御説明させていただきます。
それでは、恐れ入りますが、議案第84号を御覧ください。
市道の認定を行うに当たり、道路法第8条第2項の規定に基づき、議会の議決を求めるものでございます。
1ページめくっていただきまして、認定する路線を御覧ください。
今回は1路線の新規市道認定でございます。
1ページめくっていただきまして、東方地区認定路線図を御覧ください。
路線名称は、若竹町13号線でございます。今回の認定区間につきましては、東側の市道播磨高塚線と西側の市道若竹町11号線とを結ぶ路線で、起点が黒丸印、終点が黒三角印で表しております。本路線の起点、終点、延長、幅員は、資料下段の記載のとおりです。
議案第84号につきましては以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
105:
委員長(
近藤 浩)
ありがとうございました。
以上で説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。
質疑はございませんか。
106:
委員(
伊藤惠一)
これ、審査するに当たってどうしても聞いておかなきゃならないことがございますので、あえてちょっと質問、質疑させていただくんですけれども、数点申し上げるので、一括して答えていただいてもいいかなと思うんですけれども、事前にもともとはNTNの持ち物であったということなんですね。今年の7月ですか、多度の桑名市の所有地と等価交換というのをされたみたいなんですが、こちらが810万円ですか、評価ですね、評価額。多度のほうの桑名の持分が800万円ということで交換したわけですから、桑名市のほうが10万円ほど、一見見たところ10万円得したなというような話なんですけれども、それで、それにプラスアルファ、ここは土地、道路なので、無税、固定資産税でしたか、何か無税ということだったんですが、交換することによって、NTN、多度の桑名市の土地を所有するんですが、年間10万円ぐらい固定資産税を払っていただけるというような、一見いいような話なんですが、ところが、今まで桑名市は多度の土地をNTNに年間40万円で貸していたと、10万円固定資産税で入ってくるんですけど、差引き30万円、逆に赤字になるわけですよね。100年でいえば3,000万円、桑名市は逆に損をしていくというような形になっていくんですけれども、どうしてこれ、誰が言われたんですかね、交換しましょうというふうに。
それから、もう1点は、NTN、この市道を持って、自分のところの土地ですけれど、持ってみえたら何か不都合があったわけでしょうか。ちょっとそこら辺、お願いできますか。
107:
委員長(
近藤 浩)
それでは、説明をお願いしたいと思います。
108: 都市整備部理事(スマートインター・庁内連携担当)(佐藤良治)
こちらの日物谷の土地につきましては以前から企業がお持ちで、この北側にある個人地の接道要件がないという状況でございました。
以前、公図整理した中で、こういったふうに現状なっておるんですが、やはり個人地を、接道要件を満たすということで、企業といろいろ協議をする中で、現状、道路として利用している部分ということを御理解いただいた上で交換したという経緯でございます。よろしくお願いいたします。
109:
委員長(
近藤 浩)
伊藤
委員、よろしいですか。
110:
委員(
伊藤惠一)
そこの差額というふうは、どういうふうに考えてみえますか。一見、等価交換というんですか、今言ったように、10年ですと300万円、100年ですと3,000万円という差が出てくるんですが、等価交換でないですよね。
111: 都市整備部理事(スマートインター・庁内連携担当)(佐藤良治)
確かに金額的に見れば、固定資産と借地料ということで、
委員おっしゃられるような差額が生まれるわけでございますが、やはり一市民の方の権利等々を保持するという意味では、やはり公道で持ったほうが市民の方の利便性の向上につながるということで考えておりますので、よろしくお願いします。
112:
委員(
伊藤惠一)
その個人の方は何軒あるんですか。
113: 都市整備部理事(スマートインター・庁内連携担当)(佐藤良治)
1軒でございます。
114:
委員(
伊藤惠一)
その方は、持ち主、働いていたとか、関係者ですか、違いますか。
115: 都市整備部理事(スマートインター・庁内連携担当)(佐藤良治)
都市整備部の佐藤です。
働いてもございません。
116:
委員(
伊藤惠一)
それでは、そこ、接続していないのにそこへ住まわれたという理由は何ですか。
117: 都市整備部理事(スマートインター・庁内連携担当)(佐藤良治)
都市整備部、佐藤でございます。
もともとこの地域が公図混乱地域でありまして、公図を整理する前に住居等を建てられていたというところで認識しております。結果的に、公図を整理する中で、一部については赤道等あるんですが、そういった部分を考慮した上で、今回、市道認定という手続を取っております。以上でございます。
118:
委員長(
近藤 浩)
ほかに質疑はございませんか。
119:
委員(辻内裕也)
辻内です。
関連して、ここはそもそも市道じゃなかったということに非常に驚いたんですけれども、たしか2、3年前にも、額田地内でも、日常的に使われておる道路が、その後市道として認定されたケースがありますけれども、これ、一般的に市道と認定されていない道路の管理瑕疵で何か事故があった場合というのは、その責任というのは桑名市に、市は問われない、市道認定されていない、実質的に日常的に使われている道路で、何か道路の瑕疵により事故があった場合というのは、その責任というのは、一般的に市は問われないという認識でしょうか。
また、ほかにも、市内にも日常的に使われているけど市道認定されていない道路というのは、まだほかにもあるんでしょうか。
120: 都市整備部理事(スマートインター・庁内連携担当)(佐藤良治)
一般的に底地が民地の中で市道認定もしてある部分もありますが、今回認定がしていない上で、皆さんが供用されておるという部分については、一般的に市の管理側の瑕疵というものは、ないと思います。
あと、そのほかに、こういった案件があるかどうかというところでございますが、今のところ、発見したものについては、こういった形で措置は取っておりますけど、まだまだあるかと思われます。以上でございます。
121:
委員(
伊藤惠一)
すみません、再質問じゃなくて答弁漏れなんですが、交換というのは誰が言い出したんですか。
122: 都市整備部理事(スマートインター・庁内連携担当)(佐藤良治)
もともと交換というのは双方が合意をなしてなるものですので、双方の合意で、言い出しというよりも双方の合意でという感じでございます。以上です。
123:
委員(
伊藤惠一)
市が言い出したんですか、所有者が言い出したんですか。
124: 都市整備部理事(スマートインター・庁内連携担当)(佐藤良治)
双方の合意でございます。以上です。
125:
委員(
伊藤惠一)
どちらかが先しゃべるんでしょう。どちらですか。
126:
委員長(
近藤 浩)
答えれますか。
127: 都市整備部理事(スマートインター・庁内連携担当)(佐藤良治)
一時期は購入等々、ほかの案件でも交換というところもございましたが、今回のところで合意に至ったというところでございます。
128:
委員長(
近藤 浩)
ほかに質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
次に、議案に対する討論に入ります。
討論はありませんか。
129:
委員(
伊藤惠一)
これ、認定というより、先ほどいろいろ質疑させてもらったんですけれども、交換の経緯が不透明ですから反対します。
130:
委員長(
近藤 浩)
ほかに討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
ないようですので、以上で討論を終結いたします。
これより採決いたします。
議案第84号 市道の認定について、原案のとおり可決することに賛成の方の挙手をお願いいたします。
(賛成者挙手)
ありがとうございます。
挙手多数と認め、原案のとおり可決することに決しました。
以上で、都市整備部所管部門における付託議案の審査は終了いたしました。
ここで暫時休憩をいたします。
午後3時40分 休憩
午後3時41分 再開
131:
委員長(
近藤 浩)
休憩前に引き続き都市経済
委員会を再開いたします。
───────────────────────────────────────
○所管事務調査について
132:
委員長(
近藤 浩)
次に、都市経済
委員会の所管事務調査についてであります。
まず、本
委員会の所管事務調査事項をお決めいただきます。本
委員会の所管事務調査事項は、配付の所管事務調査項目(案)のとおり決定したいと思いますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
ありがとうございます。
御異議なしと認め、そのように決定いたします。
───────────────────────────────────────
○閉会中の継続調査について
133:
委員長(
近藤 浩)
次に、閉会中の継続調査についてお諮りいたします。
先ほど決定いたしました所管事務調査事項については、議長に対し、それぞれ閉会中の継続調査の申出をしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
ありがとうございます。
御異議なしと認め、そのように決定いたします。
───────────────────────────────────────
○閉会中の
委員派遣について
134:
委員長(
近藤 浩)
次に、閉会中の
委員派遣についてお諮りいたします。
閉会中の継続調査事件の調査を行う場合、議長に対し
委員派遣承認要求を行うこととし、その手続を正・副
委員長に御一任願いたいと思いますけれども、御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認め、そのように決定いたします。
───────────────────────────────────────
○
委員会審査報告書及び
委員長報告について
135:
委員長(
近藤 浩)
次に、本
委員会の
委員会審査報告書及び
委員長報告の案につきましては、正・副
委員長に御一任いただきたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認め、そのように決定いたします。
以上で都市経済
委員会を閉会いたします。
午後3時42分 閉会
委員会条例第31条の規定により、ここに署名する。
委 員 長 近 藤 浩
副 委 員 長 成 田 久美子
発言が指定されていません。 Copyright (c) KUWANA CITY ASSEMBLY MINUTES All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...